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わた惣吟味なれそめ話~絶滅危惧珍味「真がに漬」編~

わた惣吟味なれそめ話〜絶滅危惧珍味「真がに漬」編〜

今回は佐賀県の干潟で生まれた珍味「真がに漬」をご紹介します。
これは干潟にいる小さい”汐まねき”という”真がに”を殻ごと荒目に潰して塩や正油、唐辛子等で漬け込み、3ヶ月位熟成させた塩辛の一種です。
見た目は泥水の様でグロテスクですが、独特の芳しい香りと深みのある強い味わいは小さじ一杯で白ごはん茶碗一杯がペロリとなくなります。
又、日本酒や焼酎にも合い過ぎて責任持ちきれません。
当店では昔から佐賀の鮮魚店から分けてもらって販売しておりましたが、
ここ10年来、原料の”真がに”が少なくなり注文してもなかなか送ってもらえなくなっていました。
そしてここ数年はほとんど汐まねきの姿を見なくなったと言われて途絶えてしまいました。
このまま無くなってしまうのは珍味好きのお客様に申し訳なく思い、佐賀県の海ぞいの町を探しまわりました。
道の駅や珍味専門店、魚市場、場外市場、土産品店等々、地元だけはどこかに取り扱っている店はないか?
尋ねるヒントはないか?等々…残念ながらあっても韓国産原料や、沢がにを使った全くの別物でした。
有明海の汐まねきはこのまま姿を消してしまうのでしょうか。
季節外れの台風や竜巻、異常な集中豪雨等、地球温暖化の影響は生物の絶滅にも大きく関わっている様です。
有明海の「海茸」とともに昔ながらの「真がに漬」も絶滅危惧珍味として、何とか復活させて後世に残したいものです。

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食べきりサイズ】 30g 486円

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【瓶入り】 80g 1,404円
吟味なれそめ話  2016/11/14  wataso